ヨコハマの風

今、田中　茂さんの横浜を描く展覧会を「画廊AKIRA-ISAO」で開催してます。6月6日（日）までの会期。展示作品は全て横浜がテーマ。 下記の作品は「ヨコハマ万華鏡」150号で油彩の大作です。画面には横浜の新旧が描かれてます。 「ヨコハマ・メリーさん」横浜市内に住む市民の方は1度は何処かで見かけたと思います。 戦前、岡山県で生まれる。地元で結婚し、離婚。戦後、関西の料亭で中居として働き知り合った米軍将校の愛人となる。その後、彼に連れられて東京へ移ったが米軍将校は米国へ帰り日本には戻らなかった。取り残された彼女は横須賀、横浜で米軍相手の娼婦として生活を始めた。1980年代に横浜の街中で全身白装束の姿で歩く姿を良く見かけるようになる。晩年は故郷の老人ホームで余生を送ったようです。2005年84歳で死去。  

5月のゴールデンウイークから始まった「横浜ローズウイーク」が市内の各地で開催されている。その中で山下公園を訪ねてみました。実は会社が傍にあるので気楽に行ける距離感です。 ラベンダーの庭園の奥に「インド水塔」は1939年に建てられたモニュメント。 氷川丸、マリタワーを背景に花畑が続きます。 「赤い靴をはいていた女の子象」（1979年）山本正道の作品によるもの。 4月29日に日本一周で出航した「にっぽん丸」は「飛鳥Ⅱ」にコロナの感染者がでたために横浜市の強い要望でクルーズを中止して横浜港に戻ってきました。「にっぽん丸」は感染者は出ていないのですが。寄港地に迷惑をかけるという政治的判断のようです。 「横浜ローズウイーク」の開催地のひとつ山下公園です。数種類のバラのアーチが出来ていました。 「エスプリ・ドゥ・パリ」 「ジュールヴェルヌ」 「スノーインファント」 「水の守護神」（1960）を噴水が囲むようにある。この噴水は「サンディゴ友好の泉碑」。